阿刀田高さんの執筆された作品を紹介しています。
自分が他人に理由もなく怖れられる恐怖。自分が誰だか、どこにいるのか、一瞬にして分らなくなる恐怖。悪い予感が、次々と的中してゆく恐怖。 夢に隠された自分の潜在願望が、次第に形をとってゆく恐怖。古い書物のつぶやきが耳を襲う、不可思議な恐怖…。 手だれが繰り出す恐怖のメニュー11篇。