欲望に蠢く
人間の悲劇!!
背筋の凍る
ホラー短篇集第二弾
情欲、金銭欲、知識欲に名誉欲。
さまざまな欲望にからめとられた人間たちがたどり着く、最果ての境地とは……。
はかなく、深く、そら恐ろしい人間心理の究極の姿を、川端康成、谷川俊太郎、五木寛之、河野多恵子ら、10人の作家が描き出す。
『恐怖の森』に続くホラー短篇集の第二弾。
ー著者略歴ー
阿刀田高
1935年、東京生まれ。早稲田大学仏文科卒。国立国会図書館勤務を経て、文筆業に。
79年、短篇集『ナポレオン狂』で直木賞を受賞。
94年、『新トロイヤ物語』で吉川英治文学賞を受賞。
『ギリシア神話を知ってますか』『おとこ坂 おんな坂』『短編小説のレシピ』等多数の著作がある。
ショートショートやホラーのアンソロジー、翻訳書も多数手がけている。
2007年に日本ペンクラブの会長に就任した。